【この一冊】 THE LAST RUNNERS
【この一冊】 こんなカテゴリを作ってあったの、完全に忘れてますよね。。。
久しぶりの今回は、言わずと知れた「ネタ的ゴハチ本」の先駆け「ラストランナーズ」の初版です。
その後、88年に第2版、91年には89号機を上野9番で面撮りしたモノクロ表紙の第3版も出ました。
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THE LAST RUNNERS (Vol.1)
発行所:草原社
昭和62年2月1日発行 定価 2,900円
もう何も語ることはないでしょう。
このシリーズを持って撮影地を訪れた方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
かく言う自分も、土地勘の無いガキ鉄時代の東北・高崎線方面はよくお世話になりました。
たしか昭和62年の年明けに親父がどっかの模型屋に行ったついでに買ってきたんだと思います。
それこそ穴が開くほど読みましたし、アングルの参考にさせてもらった撮影地は数知れません。
なにより、写真に付けられたデータと的確なキャプションに感銘を受け、今の自分のブログ記事の
書き方に多大な影響を及ぼしていることは明白です。
こんな写真を撮りたい、こんなふうに見せたい、本当にそれだけ「グッ」とくる内容だったということです。
そして数々の写真は、鉄道写真の大御所やRGGの商業作品は少なく、ファンが本当に好きで
撮影したものが多く使われているということも大変に新鮮でありました。
巻頭カラーページを除けば全てがモノクロ構成の紙面ですが、それでも十分に楽しめましたし、
本を覗き込んだ母親に「こんな白黒写真を撮ってみたいなぁ」なんて言った遠い日を思い出します。
ラストランナーズを真似て「THE LAST NUMBERS 残されたものたち」なんていう自前のアルバムを
作ったりもしました。。。どんだけ影響を受けてるんだっていう話です(笑)
ロクイチメインで撮影していると同じような顔ぶれが一緒になることが多く、ラストランナーズでも
お名前を拝見する方々と三脚を並べたことも忘れられません。
自分が超望遠系に手を出し始めると、交流があるわけでもないのに申し合わせたかのように
「茶釜」のTFさんと一緒の撮影地になったり、ロクゴ500番台にのめり込んでいた時にはヒガハス直近に
ご自宅があるTYさんと交流を持たせていただいたり、全てをテツに注ぎ込んでいた頃が懐かしいです。
私の「ネタ鉄」の原点がこのラストランナーズだと言っても過言ではないでしょう。
こんな記事を書いていたらもう一度全てのシリーズを読み返したくなりました。。。
今夜は夜更かしになりそうです。
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