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2015年11月15日 (日)

【あの一枚】 #308 国府津区113系 最後のデカ目 クハ111-106

なんだか終わりの無い泥沼にハマりそうな「113系特集」の様相を呈してきましたが、
だらだらと続けてゆくにはモチベーションが足りない感じです。。。あと、持ち駒も。
ピント確認のついでにシャッター押したものではなく、どうせなら何らかの”思い”が働いて
フィルムに焼き付けたものを出したいですからね。
どうってことない画像を貼るだけならまだまだあるんですけど・・・。

さて、東海道東京口で最後まで頑張った原型ライト車(※3両のうちの1両)がクハ111-106です。
106番は最後のデカ目であると同時に、東京口最後のグロベン装備車でもありました。
長いことサハ代用の8号車として閉じ込められていた同車が編成の先頭に立って颯爽と
駆け抜ける姿は、昔ながらの湘南電車最後の輝きだったのかもしれません。

※曖昧だったので調べたら、1日違いで575番の方が遅くシールドビーム化されていました!
よって厳密には106番は”最後の”原型ライト車ではありません。
訂正・お詫び申し上げます。
・クハ111-192  1992.2.27 改造
・クハ111-106  1992.3.13 改造
・クハ111-575  1992.3.14 改造

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S1139202063750m

1992.2.6 東海道本線 藤沢-大船 3750M
T90 + 80-200mmF2.8 1/750 f.4.5 RDP

アクティー運用で弥勒寺カーブを行くクハ111-106先頭のK61編成。
当時106番はATS-P工事の予備車として最後の活躍していた時期で、工事の進捗に合わせ
短期間のうちに違う編成の交代要員をつとめている。

しかしこの後すぐ、3月13日付でライトのシールドビーム化を受けて大型ケースの真ん中に
シールドビームを配置した醜い「目玉焼き」ライト装備車になってしまい原型デカ目は消滅、
一気に興味をそがれてしまった。
そして自身はATS-P改造の対象から外れて幕張区への転属組に入ることも出来ず'93年
10月1日付で廃車となり、東海道東京口からグロベン車も消えたのである。

これ以降、2006年の引退時も含めて113系に興味を持って撮影した記憶は無く、何かのついでで
シャッターを押したコマがわずかに残るだけの寂しい結果となってしまった。

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191/365

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