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2014年10月 9日 (木)

【特集】 惜別 EF62 #7

AE-1プログラムを手に入れて半年を過ぎたころ、そんなに騒がれることもなく荷物列車が終焉を迎えました。
カメラの扱いには慣れたもののテクニック的なところがまだまだだったので、納得のいく写真がなかなか残せていないのはしょうがないと諦めています。
しかし、ネガによっては劣化で救いようのないイエロー成分の崩壊が進んでいるのは残念です。

さて、この特集記事ですが’86年だけで10回近くも使ってると、全部終わる頃には年が明けてしまいそうですよ。
この辺で第一部の荷物列車を終わりにしてどんどん進めたいところです。

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1986.8.30 東海道貨物線 藤沢-大船 荷32レ
AE-1P + 75-200mmF4.5 1/500 f.5.6-8.0 HR100

31号機牽引の荷32レが弥勒寺前を行く。
なんとなくナンバーがおかしいが、影の具合からそう見えるだけで字の大きさが違うわけではない。

荷物列車がぴったり収まるこの画角が好きで何度も訪れた禁断のアングル。
踏切の中州で撮影するのは褒められたことではないが、当時はまだうるさく言われることもなかった。

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C0021_hr100_05

1986.10.12 東海道貨物線 辻堂-茅ヶ崎 荷31レ
AE-1P + 75-200mmF4.5 1/500 f.5.6 HR100

ここもよく訪れたテニスコート前、まだ海側のマンションが建つ前のようだ。
荷31レの時間ではまだ正面に陽が回らないのだが、バックに人工物がほとんど入らないので気に入っていた。

セイタカアワダチソウの黄色い花が遠くに揺れる秋の日曜日。

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C0021_hr100_16

1986.10.19 東海道貨物線 汐留 荷31レ
AE-1P + 35-70mmF3.5-4.5 1/30 f.5.6 HR100

荷物列車廃止を目前にして初めて汐留駅を訪れると24号機に牽かれた荷31レが待機していた。
大きな屋根とカーブした広いホーム、、、独特の雰囲気だったことをよく覚えている。

横浜まで通学定期があったのだから、ちょっと足を延ばしてバルブにでも来られただろうに。。。
当時の自分、行動力無さ過ぎで泣けてくる(哀)

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Cn0022_ca100_05

1986.10.26 東海道本線 藤沢-大船 荷33レ
AE-1P + 75-200mmF4.5 1/500 f.4.5 CA100

10月から郵便車が無くなって5両の短い編成になってしまった荷33レの先頭に立つのは13号機。
最後の日曜日は朝から自転車で沿線を行ったり来たりして荷36レまで撮影したのだが、巻き損じから荷31レと荷34レのコマがカブって終了(泣)
その間に他の列車を1枚も撮ってないというのがなんとも・・・。

最終の31日は金曜日、中学生にはどうにもならない。
このあと28号機牽引の荷36レを撮って自分の荷物列車撮影は幕を閉じた。
中学1年生なりに頑張った最後の半年だったが、ゴハチの時のような焦りもなく、すーっと終わってしまった感じがする。
この中途半端な別れが、後の田端ロクニの追っかけの原動力となっているのかもしれない。

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同じような写真ばかり並べてもしょうがないので、これで東海道のロクニを終わりたいと思います。
今思い出しても、この”1回目のさよなら”はそんなに感傷的になるようなものではなかったのですが、いざ無くなってみると妙にあのジョイント音が恋しいんですよね。
もう二度と地元でロクニを見ることは出来ないという事実を突き付けられたのは、新鶴見のヤードにずらっと並べられた廃車の下関ロクニを見つけた時でした。
なんだか悲しくてカメラを向けることができませんでした。
一度くらいは会いに行っておけばよかったと、今でも後悔しています。

そして時は流れ・・・・・・。

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