「江戸」牽引 ’92春 #2
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1992.3.14 東海道本線 藤沢-大船 9502レ
AE-1P + 80-200mmF2.8 1/500 f.5.6 RDP
ダイヤ改正当日、土曜の朝の東海道を上るロクイチ牽引の9502レが弥勒寺前を行く。
藤沢駅のカーブを曲がって顔を見せるロクイチ、すぐに踏切が鳴り出す。
上り列車の矢印に続いて下りの矢印も点灯した。
「うわ! 下り来る!」 誰かがつぶやき、嫌な空気が流れたが待つしかない。
後ろのカーブに差し掛かる下りは幸いに回送電車ではなく普通電車。
かなりの速度で近づいてきた。
「うわ・・・15両だよ・・・」 何ともいえない焦燥感に襲われた。
列車風を受けながら覚悟を決めてファインダーを覗くと、113系のテールライトが流れていった。
ロクイチの顔はまだ見えない。
よし! 間に合った!
もし間に合わなかったら、T90+50mmの手持ちで対処するところだった。
この頃はAE-1Pにポジを入れて1コマ切り、T90はモノクロを入れてあるものの露出計代わり。
T90のファインダーがなんとなく見づらく、ピント合わせに不安があったためにサブ機に降格していた。
その後、ファインダースクリーン交換を経てメイン機に復活するも、’94年に導入したAFのEOS5が
ことのほか使いやすかったため’95年をもってMF機は休車状態になり、碓氷峠を終焉を翌年に
控えた’96年夏には完全に世代交代してしまった。
そして今ではデジタル機オンリー。。。この装備を持って当時の線路際に立ってみたい。
同列車が新子安-鶴見間を行く姿が ko-nomoさんのブログ「やっぱりテツでした」で紹介されています。
Click ⇒ やっぱりロクイチ <http://blogs.yahoo.co.jp/nh5861/21082521.html>
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