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2010年9月15日 (水)

'90 なごやか牽引 納涼列車 #3

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6190071398221

1990.7.13 東海道貨物線 茅ヶ崎 9822レ
T90 + 80-200mmF2.8 6sec f.8.0 HG100

機回しを終えて貨物中線で出発を待つ「なごやか」使用の納涼列車。
ロクイチの顔まではホームの灯りがまわらなかったが、ちょうど近付く下り貨物列車のライトに半分照らし出された。

復路は客線経由となることが多かったこの手の列車、その理由は品川駅の配線にある。
臨時ホームから発車する下り列車は東海道下り本線に入るか、それを横切って横須賀(品鶴)線に入ることになる。

当時まだ湘南新宿ラインも成田エクスプレスも無く、列車密度の低かった品鶴線に振る方がのんびり走れるのだ。
夕方のラッシュを迎えた東海道線下りに速度の遅い納涼列車のスジを割り込ませるより、品川発車時に本線2本
(東海道下りと横須賀上り)を横断させた方が良いということだろう。
そして上りはすでに列車密度の低い東海道上りを走らせ、品川での本線横断無く臨時ホームに入る。

後年はプッシュプルでの根府川往復などが多くなっていったが、やはり同じ流れを汲んでいたようだ。
貨物線を上るときは大船から通路線を通り、根岸-高島-品鶴線と抜ける行路を取ることが多かった。

客車が壊滅状態の今となっては、懐かしい思い出である。

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