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2009年11月19日 (木)

【十年ひと昔】 夏の思い出 #3

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6199082197301

1999.8.21 上越線 越後中里-岩原スキー場前 9730レ
EOS5 + 70-200mmF2.8 テレコン1.5X 1/750 f.9.5 S-400

越後湯沢に到着した回送列車はすぐに機回しを終え、水上行き「レトロトレイン駒子号」となった。
3両の旧客を従え軽快に岩原のカーブを駆けるロクイチ。

Ωカーブの向こうから現れたロクイチの顔には真っ白なマークが。
マークが付くことは予想できたが、いかんせんこのマークはいただけない。
車体とのコントラストだけでなく、意匠、作りもがっかりだ。
そんなことを言える立場ではないのは十分承知しているが、これが本当にベストだったのだろうか。

機関車に付けるヘッドマークに関して思うことがある。
国鉄からJRまで、制定されたオフィシャルマークはどれも素晴らしい。
イベントなどのために用意された中にも素晴らしいものは数多くあるが、いま一つと言いたくなるものが
多いのも事実だ。 何が違うのか。

それは「縁」が有るか無いかが大きく影響している。
円周いっぱいまで描かれた余裕の無さが意匠をワンランク落としているのではないか。
言ってみれば絵画を額縁に入れるとさらによく見えるのと同じだ。
往年の「あさかぜ」のように、ひとまわり内側に縁を付ければ優雅さまで生まれる。

関連するロクイチの動き #2より

1999.8.27 長岡-単9726-石打-回9730-越後湯沢-9730-水上-9731-越後湯沢-回9731-石打
        8.28 石打-回9730-越後湯沢-9730-水上-9731-越後湯沢-回9731-石打
        8.29 石打-回9730-越後湯沢-9730-水上-9731-越後湯沢-回9732-高崎

        9730、9731はマーク掲出。
        客車は高タカ 旧型客車3両。

        8.30 高崎-単9742-品川
   

「レトロトレイン駒子号」編成
←高崎 オハニ36 11 + スハフ42 2261 + スハフ42 2264 石打→

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